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2024/06/12

はたして梅雨入りするのか?

なかなか梅雨入りしないまま気温だけがどんどん夏にむかって行っている京都です。

連日日中は30℃を超えて、涼しかった朝晩も少しずつ蒸し暑くなって夏が近づいているように感じます。

そんな暑い中、工場では絶賛帯を制作中です。

少し前まではおもしろい帯生地がたくさんあったのですが、最近ではなかなかおもしろい生地もなくなってきていて困っています。

生地を選んで、選んだ生地からどんなふうに染めようか考えるのが楽しくて好きだったのですが、それもなかなか難しくなっています。

よくあるありきたりの生地ばかりで選ぶ事も難しく、もはや生地は正絹であればなんでもいいといった状態です。

おもしろい生地だと染めた時に、普通の地紋のあまり無いよりも仕上がりが何倍も良くみえます。

ましてや自分で選んだ生地で作れば、仕上がった時にイメージ通りにあがれば感動すら感じます。

そんな風に物作りがなかなか思うようにできない部分もあります。

安いはずだった帯生地も値段高騰でもはや数年前の着物の生地ぐらいの値段になっています。

それでも商品を待っていてくれているお客様のためにも全力で物作りしています。

着物は生地も色々とおもしろいものもありますので、まだまだ物作りが楽しめそうです。

これまで手に入っていたものが手に入らなくなっている現状が続いています。

色々な事情があるようですが本当に厳しい状況です。

そんな状況でも今まで以上のクオリティを求められる状況で、本当に色々な事を考え試行錯誤しながらこれから仕事をしていかなければならないので本当に大変です。

でもそれを逆に楽しみながら物作りしていけるようになれればと思います。

さてさて小難しい話になってしまいましたが、これからどんどん夏に向けて暑くなっていくと思いますので(梅雨入りはするのか⁈)体調に気を付けて頑張ろうと思います!

はたして梅雨入りするのか?
はたして梅雨入りするのか?

2024/06/05

上半期最後の月ですね。

6月に入りました!

本当ならそろそろ梅雨入りかな?って時期ですが、まだまだ過ごしやすい気持ちのいい気候が続きそうな京都です。

今年の上半期もついに最終月になりました。
早い…。恐ろしく早く感じますね。

この頃になるといつも言う事は、「ついこの前あけましておめでとう!って言ったとこなのにね笑」です笑
本当にあっという間に月日は流れ、やらなければと思っていた事ははたしてできたのか疑問ではありますが、なんとか今年の上半期をいい状態で乗り切れそうです。

この時期からしばらくは着物から浴衣に切り替わる時期になりますので、今年もゆっくりとしたペースで仕事が進んでいきそうです。

だがしかし!

納期は待ってはくれないものでして、帯などシーズンを問わない商品はどんどん動きますので、頑張って手を止めずに仕事をしています。

帯はとにかくオシャレ感にこだわって商品作りをしていますので、その部分に重点をおいて構想を考えます。

オシャレと一言で言っても色々な捉え方のオシャレがありますので、それこそ自分が感じたオシャレだなと思う事は片っ端から取り入れてデザインを考えていきます。

そこからできたデザインの中から一つ一つ客観的に見てどうかと考えて、これだ!と言うデザインを商品にしていきます。

なので、染めにかかるまでなかなか時間がかかります。

染める事が大好きな私としてはそれまでの時間が本当に大変で。

でも、こうした方がいいかなぁ…とかこっちのやり方の方がいいかな?とか色々考えて作っていく方が私にはむいている気がするので、しんどいですが頑張って1人であーだこーだ言いながら物作りしていこうと思います。

インスピレーションでチャチャっと物作りできるタイプの人間(そう言うタイプの人が本当にうらやましい!)ではないと自覚しているので、気長に頑張ろうと思っています。笑

毎年ですが、しんどいですが楽しみながら物作りして上半期最後の6月を走り抜ける所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします!

上半期最後の月ですね。
上半期最後の月ですね。

2024/05/29

大荒れの模様です。

昨日はバケツをひっくり返したような雨が降り、だんだんと梅雨が近づいてきている気がする京都です。

梅雨時期は染め屋にとって好ましい季節では無いので「今年もこの時期が来たか…。」と一人呟いてしまいます。

さてさて我が工場では絶賛新作作りの真っ只中ですが悩むことが多い今シーズンになりそうです。

私の腕を買っていただけるのは本当にありがたい事なのですが、「お任せします♪」と着物や帯の生地を置いていかれ、はてさてどうしたものかと頭を悩ませています。

いつもの事なのですが、この悩みも修行のうちと全力投球で打ち込むのですがイメージが湧かない時は、とことん出ずで…。

何かキッカケがあればと色々な資料などをひっくり返してはみるものの、逆に抜け出せなくなってしまう事もしばしばで。

諸先輩方からは、「考えても出ないときは出ないから、あきらめて違う事でもしときなよ笑」なんて笑われています笑

そのうちアイデアが浮かんでくるんじゃないかと他の作業をしていると、そのうち「新作どうなりました?」と連絡がくるのは目に見えているので、ほったらかしにする事もできず。。

こんな事を何年もやっていますが、なかなかどうして慣れる事はありませんね。
最終的に必ずやってのけてきたので大丈夫だと自信はあるのですが、作り終わるまではなかなかの苦行です笑

昨今のトレンドを取り入れながらオシャレで女性が着てみたい!と思ってもらえるようなそんな商品を考えて作っていくのはなかなか大変です。

今シーズンも今年の気候のように大荒れの模様ですが、なんとかやりきって自分のレベルをもう1ランク上に上げられるように頑張りたいと思います!!

大荒れの模様です。
大荒れの模様です。

2024/05/22

サンプル作りします。

先週末は仕事がバタバタして大変でしたが、今週に入ってからは少し仕事も落ち着きマイペースで作業ができています。

このタイミングで新作のサンプルを作ったりするのですが、コレがなかなか大変で。

頭で考えている物を実際に作ってみると、自分が想像していたイメージとは違う事がほとんどでそこから何度も修正を繰り返してイメージに近づけていくのですが、なかなかイメージ通りなるまでは時間がかかります。

そのサンプルが着物になるのか、それとも帯になるのかは商品になる段階で決める事が多いのでそれまではどちらになってもいいようにサンプル作りを進めていきます。

価格帯も決めながら作りますので、このサンプルは安いタイプ、こっちは高いタイプなどそのあたりを考えながら作っていきます。

たくさんのサンプルを作る中で、途中で「これはちょっとものにはならないかも…」とか「このまま進めてもダメかもな…」と最終的に完成して見せられるサンプルは本当に少ないです。

色を変えたり形を変えて作ったりして色々と試行錯誤を繰り返し作ってみても、ほとんどのサンプルがボツになる事が多いです。

でもそうやって作り上げて自分が自信のあるサンプルが作れた時は本当に充実感や達成感でいっぱいになります。

そのサンプルが商品化された時は自分の自信にもなります。

途中でボツになったサンプルは残しておき、また違うタイミングで再度見直してみるとその時には考えつかなかった方向性が見えたするので、その時にまた改めて作り直したりするのでサンプルは財産になります。
サンプル作りは大変で時間も手間もかかりますが作る事で発見もあったり、今の自分がどこまでできるのか再認識もできるのでやって損はありません。

まだまだ自分は物作りができるんだなと思えるので、サンプル作りは絶対に続けていこうと思います。

いいサンプルができた時はインスタグラムにアップしますので、ご興味がありましたらそちらも見てみてくださいね。

サンプル作りします。
サンプル作りします。

2024/05/15

時代なんですかね。

毎週のように週末に雨が降り、週明けから少しずつ天気が回復するを繰り返している京都です。

5月も中盤になり来月には梅雨になりますが、それまでは気持ちの良い気候が続いてくれる事を祈るばかりです。

さて最近の当店ではポリエステルの商品を染める仕事が本当に増えています。
今年に入ってからは極端にポリエステルの着物を染める仕事が多くなり、気づけば正絹を染める仕事よりも多くなっています。

ポリエステルの商品はなかなか染めるのが難しいですが、当店では正絹と同じように染める事ができますのでボカシ染めなど色々な手法で染めています。

見た目にはほとんど正絹の商品と変わらないので、染めているところを見た人は正絹と間違える事も少なくありません。

そこまで商品のクオリティが高くなったのと、正絹の生地の値段高騰も相まってか本当にポリエステルの商品が増えています。

一昔前は、ポリエステルの商品なんて…と言われていましたが最近では自宅で洗える等のメンテナンスの面でも人気がありとても好評です。

価格も正絹より安いですし、これからはまだまだポリエステルの商品が増えていくのではないかと思います。

時代は変わっていくんですね。

その時代に合った商品が受け入れられて流通し、その時代の定番になっていくんでしょう。

それは決して悲観的な事ではなく、むしろプラスにとらえて時代の波に乗り着物文化を新しい方向へ進めて行く事になるのではないでしょうか。

通信サイトで物の売り買いが当たり前のようになり店舗での販売が縮小していますが、その反面誰でも簡単に商売ができるようになり今まで作った商品の売り先に悩んでいた人の販売促進に繋がっていっているのも同じ事ではないかと思うのです。

チャンスが広がりそのチャンスをどうしていくのか、それはどの業界でも同じ事が言えるのではないでしょうか。

これからめまぐるしく色々な事が変わっていくと思いますが、その流れをしっかりと捉えてこれから先20年・30年とこの仕事を続けていきたいと思います。

時代なんですかね。
時代なんですかね。
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